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英国 Royal Academy of Dance とは

Royal Academy of Dance (RAD)は、組織として、唯一世界に拡充しているバレエ教育と指導の教育機関です。バレエ教育の発展と国際的な教師育成を目的としています。

1920年、イギリスのバレエ教育を改革することを目的に、当時のロシア派、イタリア派、フランス派などヨーロッパで活躍していたダンサーによって設立されました。1936年に、RADは、国王ジョージ5世から憲章を受賞し、エリザベス女王陛下がパトロンとなった英国の名門アカデミーです。それまでのバレエ教育を見直し「一人ひとりの身体の条件や成長に合わせた指導」を基本として考え出されたこの教授法は、現在、世界84ヶ国以上に及ぶ国々に拠点があり、拡充しています。

日本は、

1982年にロンドン本部から公式任命された小林紀子氏が、海外支部として「RADジャパン」の代表となり発足されました。現在もRADの日本での活動にご尽力され、海外から試験管や講師陣を日本へ招かれています。

RAD登録教師は

2年間にわたり、英国RAD Certificate in Ballet Teaching Studies (CBTS)のカリキュラムを学習し、各試験に合格することで資格を取得しています。心身の成長発達、指導の安全や責任、指導知識の理解、実地教授、キャリア管理といった、5つのモジュールを学んでいます。合格後も「指導者向けの講座」が用意され、年間20時間の自己啓発学習が義務づけられています。教師自身が指導内容を見直す機会を持ち続け、指導力を向上させていけるよう配慮されています。

 

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